カンボジアの階段ピラミッド@コケー遺跡群

カンボジアの階段ピラミッド@コケー遺跡群

アンコールのベンメリアから更にに50kmほどの所にKoh Ker(コケー)と言う遺跡群がある。10世紀に20年程の間だけ都となった場所で、2005年からカンボジアの遺跡管理局が区別化を行い保護地区になっている。20年ぐらい前は道路状況も悪くて行くのも困難だった場所。なのでシェムリアップに訪れたツーリストでも行くのはまだまだ僅か。

約9キロ四方の遺跡群の中には60ほどの遺跡があり、石の山と化した遺跡が点在している。

なので、そういう所は車のスピードを落として車の中から見学。

そんな中でも同じものが4つほどあるうちの一番保存状態の良いリンガを祀ったプラサットリンガ。

台座がヨニと言う女性器の象徴なんだそうだ。

儀式のときにリンガに注がれた聖水は反対側の所から流れ出るそうで、溝もちゃんと残っていた。しかし、男根に向かってお祈りするとか、ヒンドゥー教はよくわからぬ・・・・・

そして、コーケー遺跡の中のプラサット トム内にあるのがピラミッド型をしたプランと呼ばれる寺院。

7段階、35メートルもの高さのプランには頂上まで上ることが出来て、そこから眺める樹海の眺望は素晴らしいのです。(10年ぐらいまでは上ることさえ出来なかったそうだ)

360度ジャングルのパノラマはそれはそれは圧巻。

苔むした壁の上にリンガが並んでいた。

ピラミッドからの眺めもすごいけれど、タプロームほどではないにしても、自然の驚異を見られるプラサット プラムが私的には印象が強い。↓

小さな祠が並んでいて、覆うように木の根が這っているさまはワオ!

なんだかSF映画のエイリアンみたいだよ

祠の中は何もなく、ある物には蟻塚が出来ていた。こうやって石で出来た建物でも長い年月によって崩壊してしまうんだなぁ~

見学のあとは遺跡すぐ横のコーケー村でランチタイム。食堂の一角に座ってアマンサラで用意してくれたお弁当。

チキンに、春巻き、ビーフンにデザート。食べきれないほど入ってました。

村の子供たちが遊びながら店番していた。

まだ青い果実はその辺で良く採れるものだそうで、一つかじってみたら、お政治に美味しいものではなくて、変な顔したら笑ってた。みんなで分けてね!と一番の年長さんに少額ながらお金を渡したら、すぐに駄菓子屋さんへ直行したらしい。

ミャンマーのバガン郊外で体験した現地の子供たちとのふれあいとまでは行かないけれど、楽しいひと時でした。

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