サンセットラウンジでマジカルアワー@プームバイタン
シェムリアップの田園スタイルリゾート、プームバイタンに滞在中はサンセットだけではなく、オレンジやピンクに包まれた、とびっきり美しい極上のマジカルアワーを楽しむことが出来ました。
陽が西に傾くころ、5:00pmからオープンするサンセットラウンジへ向かう。村の中の田んぼのあぜ道みたいで、何度通ってもカメラを向けたくなる。
遠くに鳥の群れが羽ばたいているのが見えて、頭の中に「カラスと一緒にかえりましょ~~~」と言うフレーズが出てきた。カラスは好きではないけれど、夕方にここを歩いていると、不思議と自分がそんな童謡の一場面の中にいる気になる。
レセプションのある建物の後ろに立つ築100年の農家を改装したラウンジ。
ザニエーのホテルの内装は細部まで拘っていて、それがこの田舎暮らしごっこ的な雰囲気を随分と後押ししていると感じる。
バーのアルコールメニューも豊富でシガーなども揃えられているのだそう。
シーリングファンが回るこのラウンジはコロニアル風でもあって、アンティークの家具や雑貨に囲まれている。
テラスが特等席なのだけど、まだ陽が当たっているので、陽の当らない端っこに座った。
このラウンジで初めてGMと話す機会があった。イタリア人の彼はプームバイタンはまだ1年未満で以前はモルディヴのリゾートにいたとのこと。どうりでとっても陽に焼けていたわけだ・・・・・他のゲストが来るまで30分ぐらい話し込んでいただろうか、その後スパで何度も会うことになる。
そうそう、私はバタフライピーのジントニックを頼んだのだけど、ストロー代わりにレモングラスが使われていた。昨今はパスタや紙のストローだったりするけれど、レモングラスは初めて!これとっても良いアイデアだと思う。まぁ~コストと手間がかかるだろうけれど・・・・・
夕方になると、水牛さんたちも彼らの小屋に帰る。水牛たちもこのリゾートの大事なスタッフなのだ。
西日の当たる緑にカート。
日中は晴れて天気だったこの日は西の空が見事なオレンジ色に染まった。
ラウンジにいたスタッフもしばらくぶりに見る綺麗なサンセットだと言っていた。雨季の終りでここしばらくは見られなかったのだそうだ。
そして、オレンジからペールブルーに変わる頃にピンクのビームが出た。
わぁ~~~~~ピンクのレザービームみたい。
ピンクのビームにはしゃいでいると、田んぼのあぜ道にポンとオレンジの柔らかな明かりが灯った。
翌日、この日は雲が多めだった。それでも西日が照らす稲の穂が黄金色に輝いて綺麗だったのを覚えている。
ノスタルジックな雰囲気はタイムスリップして本当にどこかの村の中にいるみたい。塀で囲まれ、作られた村なのに・・・・・・
タイムスリップと言えば、ミャンマーのインレー湖で見た市場が印象に残っている。
この日は二人ともカクテルなんかオーダー。カクテルをちびちびと飲みながら沈む太陽を眺める。
雲が多かったのに昨日よりも更に濃いオレンジに染まったこの日、
陽が沈んで、パステルカラー色した空に包まれるとか、そんなこともなく暗くなっていったのに、ドラマチックな展開になった。
もわ~~~~んとした薄ピンクがだんだんと濃くなりマゼンダ色に変わっていく、それが青と混ざりパープルに・・・・
青とピンクが混ざる様はまるでピンク色したオーロラが空を舞っているみたいだった。
しばらくマジカルアワーの余韻に浸って動けなかったのです。
だから私はサンセットそのものよりも太陽が沈んだその後が時間が好き。
最終日はスパに行っていてサンセットに間に合わなかったので、ディナー後のプスカフェでバーに来た。暗くなってからのバーも又素敵でした。
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