赤から白い世界、ダマラランドから海辺の街スワコップムントへ!
SF映画に出てくる火星に舞い降りた様な不思議なダマラランドを出発し、ナミビアの第二の都市スワコップムントを目指す。
太陽が昇り始めた8時少し前にキャンプキップイを出発。
夕陽より朝日に当たる方がより大地が一層赤く染まっていた。
キャンプキップイからは超ダートロードD2612を63km走る事になる。朝からダッダッダッと小刻みに揺れること1時間の道のり。
でも朝日を浴びた美しい景色に癒される
砂漠に住むデザートエレファントに注意の看板。
ダチョウさん達がお見送りしてくれた。と信じることにする・・・・
少しましなダートロードC35に入る頃には赤土の世界は終わっていた。
途中の木陰で休憩。ブリュッセルから持ってきたクッキーとかを摘まむ。
時折道端に売店?を見かけた。近くで採れた石を売っているようだった。
ダマラランドへ行く前にはヒンバ族の村を訪ねたけれど、この道中では元々ヒンバ族と同じ民族だったというヘレロ族の女性を見かけた。こんな暑い砂漠でロングドレスに帽子なんて!洋風な井出達で裸のヒンバ族とは同じ民族だったとはね~~~
Uisと言う町近くではアスファルトの道になった。町人はっけ~ん!
町を過ぎれば又何もない広~い大地。
C35を更に進んで大西洋岸も近くなってくると、山がなくなり周りの景色もほぼ平で、砂も白っぽくなってきた。
自転車に乗った女性を追い越した。一人で自転車でナミビアを旅しているのかなぁ?かなり過酷・・・・・
その後、随分と先にきっと彼女のパートナーらしき男性がいた。300m以上離れていたと思うけど待っててあげないのかなぁ?見えなくなるくらい離れてしまっては何かあった時危険だと思うのだけど・・・・・
なんて会話をしていた矢先に、砂嵐。前が見えなくなるくらいに砂が吹き付けるので路肩で少し待ったほどだった。さっきの自転車のカップルどうしたんだろう・・・・・
砂嵐が過ぎ去れば、辺りはまるで塩湖を走っているかのような白い世界。
そしてやっと、海がみえてきた~~~~~~~
C35からC34に入りスワコップムントの街まではアスファルトの道が続く。途中に難破船があってコウノトリに占拠されていた。
赤いダマラランドを出てから5時間後にはヤシの木が並ぶスワコップムントの街角で冷えたビールを飲むことが出来た!
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