セスリエム キャニオンを探検♪&サンセット
ソススフレイやデッドフレイの入口に当たるセスリエムゲートからほど近い所に雨風の浸食によって出来た渓谷がある。
キャニオンと言えば広大なアメリカのグランドキャニオンや美しいアンテロープキャニオンを見ているので、wow感はゼロだけど500万年以上の年月をかけて削られた荒れた岩肌の間を歩くのはちょっとした探検気分。
この日も私達が参加したグループの集合が夕方にあった。
西日を受けて赤く染まる山肌。
デコボコの川底を歩くので注意が必要。
深さは一番深い所で20~30mぐらいだろうか、渇いて触るとボロボロとした岩肌が今にも崩れてきそう・・・・
人と比べるとこんな感じ。私達のグループは3組7人。イギリス人カップルとアメリカはシカゴからの友達3人組と一緒だった。
隣の山に住むバブーン(猿)が砂嵐が吹くと避難所としてキャニオンのこういった穴を利用しているらしい。
1990年からナミビア政府がブッシュマンに対してハンティングを止める様に令を出したけれど、キャニオンのケーブに隠れて未だやっているらしい・・・・
10年ほど雨が降ってないと言っていたけど少しだけ水が残っていた。
こんな石の間に可憐な黄色い花が咲いていた。
地面をよーく見るとこんな虫発見!何だか蜘蛛っぽくも見えるけどトック トッキー ビートルと言って、ダチョウの大好物らしい。
10年ほど前に落石があってキャニオンの道をふさいでしまった為、先には進めないという事で来た道を引き返し、小1時間程の散策だった。
1kmほどのキャニオン探検の後は急いでロッジの敷地内へ戻る。
前日は雲がいっぱいで今ひとつだったサンセットも今日は綺麗に見えそうだ!
今日は雲一つない完璧な空。オレンジ色に空が染まっている。
前日はあの丘の上から眺めたのだった。天気が良ければきっと美しいサンセットが見られたんだと思う。
空が燃えている様
グループの皆無言でこの夕陽を眺めていた。並べられたアペリティフにも手を付けないでただジーっと。
音のない世界。美しい夕陽を見せてくれてありがとう・・・・・・
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