プームバイタンで食べるクメール料理
プームバイタンでのディナーは2か所。どちらのレストランでもこのリゾートで育ったお米が食べられるのです。
まずは田んぼが目の前に広がるオールデイダイニングのBay Phsar。美しい夕焼け空を堪能した後、虫の鳴き声を聞きながら向かいます。
プールは緑色に灯り、オレンジ色の電灯が点るBay PhsarとPool barに到着。
プールの前に座っても真っ暗で水田は見えないけれど、暗い中にポツポツと点るお部屋の灯りがほぁ~んとしてて良い感じ。
フォカッチャみたいな自家製のパンにスープが出てきた。
前菜は二人でシェアーした。蒸したイカにスパイシーなソースを合えたもの、コリアンダーも乗ってさっぱりとした品。
私はチキンソテー。
デザートはバナナフライと黒コショウのアイスクリーム。リゾートからのギフトでも頂いたのだけど、コショウはカンボジアの名産品。口の中に入れるとアイスなのでヒンヤリと冷たくとろける食感。最初は何も感じないのだけど、とろけて喉を過ぎたあたりでコショウのパンチが効いてくる。甘いけど辛い不思議なアイスクリームでした。
ポルトガルのワインと言えば、甘く芳醇なポルトワイン。私達もポルトガルが好きだし、ポルトも2度ほど訪ねて、ドウロバレーでブドウ畑を歩いて、ワイナリーを訪ねたりした。ここではザニエーオリジナルのポルトがあるとのことで、迷いなく食後のプスカフェで頂いた。ヨーロッパに戻ったら又行きたいなぁ~
初日はまだほんのり満月で、煌々と輝いていた。
2日目はバーの近くにあるHang Bay。先ほどのBay Phsarはカジュアルだけど、こちらはちょっとアップグレードしたクメール料理が頂けるシックなレストランとのこと。
それでも、アンティークな家具が置かれ、アジアンシャビーなエッセンスは失われていない。
フランス人オーナー、ザニエー氏はブドウ畑も所有しているようで、今宵はザニエーの赤。
大きなクラッカーが出てきた。3コースで予めにお願いしていたのでメニューは当日知ったのだけど、前菜は昨日と同じイカだった。
イカはイカでもグリーンペッパーと黒ゴマのソースで炒めたイカは昨日と又違った味。それよりもグリーンペッパーが房に一杯付いたままなので、一口かじってみたけれど、やっぱり辛かったので、コショウは食べない方が良いかも。Benoitにも普通食べる人いないんじゃない!とかすました顔して言われた。
メインはバナナの葉で包んで蒸したお魚。カレーペーストにココナッツを混ぜているので辛くなく、ふんわりとした食感。プームバイタンで収穫したお米と野菜炒めを添えて。
正直、お料理自体にアップグレード感はないものの、テーブルには白いクロスが敷かれるだけで、ちょっと背筋が伸びる気がする。
デザートはマンゴーステッィキーライス。ライスが結構多めで全部は食べらなかったけれど、美味しかったです。アップグレードされたクメール料理という事なら、ラッフルズホテルの方がもう少し洗練されていた気がする(まぁ~ラッフルズに行ったのも20年前なので変わってるだろうけれど・・・・)
最終日は再びプール前のBay Phsarに戻って最後のディナー。
野菜の天ぷらをシェアーした。
マリネしたビーフのサテー
デザートはホームメイドのヴァニラアイスクリーム。チョコレートソースとホイップクリームが付いてきた、
ヴァニラアイスにショコラショーなんてベルギーで食べるダムブランシュみたいじゃない!
レストランの現地スタッフも、ゲストと話そうと色々話かけてくれるし、ハードもソフトも良いホテルはやっぱり滞在していて気持ちが良く、又来たいと思える。
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