ワルシャワで一番古いレストラン、ウ フキエラでディナー♪
遡る事16世紀初頭、ワルシャワで一番古いレストランのU Fukieraは旧市街の市場広場に面したレストラン。第2次世界大戦中にドイツ軍によって滅茶苦茶に破壊されてしまった広場はワルシャワ市民に寄って忠実に再現されたので、きっとこのレストランも同じように昔あったままに再現されたんだと思わせるクラシカルな店内でビックリした。
私は全く知らなかったのだけど、Benoitが同僚からワルシャワの広場に有名なレストランがあると聞いて予約しておいてくれていた。
夕暮れ時になって旧市街へと向かう。西日を浴びて王宮が真っ赤に染まっていた。
ピンクのカーテンをメインに沢山の花が生けられていて、乙女でメルヘンチック!イースター用のデコレーションなんだと思うけどスゴイ!フランスのアルザス地方のお菓子クグロフも飾ってある!なんでフランスのお菓子がここに?ともおもったんだけど、
昔はドイツ領だった事もあるくらいアルザス地方はドイツとの国境沿いだし、だからなのかな・・・・
壁にはフォルクローレなバラの花が描かれていて、とってもフォトジェニックなレストラン。
アラカルトから前菜は二人でダンプリングをシェアーした。やっぱりチェーン店で食べたのより美味しい!
ワインはトスカーナの赤。
私のメインはポーランド風の子牛のカツレツうずらの目玉焼きのせ。お肉も薄いし量も丁度良かった。
ちなみに、このレストランはポーランドのトラディショナル料理をメインに近郊の国の料理をアレンジしたメニューのよう。
腹八分でデザートはやめておこうと思っていたのに、復活祭時期にポーランドに来たならトラディショナルケーキを食べずには帰れないと言われてしまったら、素直に従うしかない!(笑
マズレックというこのデザート。ケーキと言うより、ソフトクッキーに近い食感でその上にキャラメルとナッツのクリームが塗られている。マズクはないけれど甘かった~
奥にもお部屋があって、そちらの方はもう少し明るめな感じ。
静物画のデッサン練習にでも使われそうなデコレーション。
クリスマスにはどんな飾りになるんだろう????
すっかり暗くなった市場広場。そうそうホテルの人が今夜はホテル前の道をパレードが通るって聞いていたけれど、何時なんだろうね~なんて会話をしながらホテルへ向かって歩いていたら、偶然にもパレードが反対側からやってきた!
パレードって華やかなものなんだと思っていたら、復活祭の宗教行事のパレードで、これがとても大勢の人が参加した長い列で、あれよあれよと言う間に人並みに飲み込まれてしまった。
しかもスピーカーから流れる合図と共に十字架に向いたかと思うと、和たち以外の皆ひざまずき始めて・・・・あの時はホントどうしたら良いのかわからなくて焦った!訳が分からなくても一緒に跪いた方が良かったのかなぁ~。でもそれも違うと思うし・・・・まぁ~オタオタしていたら又立って歩き始めたので、列からとにかく外れようとしたのを覚えている。
皆ニコリともせずに俯きながら歩いている。とってもシリアス。ポーランドはカソリックの国だとは分かっていたけど、とっても敬虔なのね・・・・・
キリスト教でもカソリックはクリスマスがメインのイヴェントで、復活祭が一大イヴェントの正教会とちょっと似てるのなぁ~と思ったりした。
レストランのウ フキエラは広場にもテーブルを出してるので、お外でも食事が出来る。
私達は翌日も旧市街の広場まで散歩に来た時にテラスでコーヒーを飲んだ。
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