エチオピア航空のビジネスクラスでブリュッセルからウインドフックへ
エチオピアの主食でもあるインジェラ。不味いと口々に言われるインジェラも食した初めてのエチオピア航空での空の旅はとても快適だったのです。
ベルギーのブリュッセルからナミビアのウインドフックへのフライトはウィーン経由のエチオピア航空を選択した。ウィーン経由と言っても機内で待機しているだけなので、エチオピアのアディスアベバでトランジットになる。
ナミビア行きの約2か月前にエチオピア航空のアディスアベバからナイロビ行きボーイング737Max8の墜落事故を知って、やっぱりエチオピア航空をキャンセルして、他のフライトに変えようか?と話していたら原因はボーイングにあるらしく、737Max8の機体は飛行禁止になったのを受けて、そのままエチオピア航空で旅する事にした私達。
同じボーイングでも787のドリームライナー。
赤いシートに赤いアメニティーポーチ
席は2-2-2の配列
ブランケットは緑と黄色でブラジリアンな配色!と思っていたら、このシートの赤とブランケットの黄と緑はエチオピアの国旗のいろだったのね~納得。
ブリュッセル発19:35で、ウィーンまでの間にはアペリティフ。カナッペのサービズでエチオピアの白ワインをチョイス。ミャンマーの激マズの白ワインが脳裏にこびりついているので、どうなんだろう・・・って半信半疑だったけれど、全く普通だった。
アフリカのワインと言えば南アフリカだけど、エチオピアでもワインを作っているのね~知らなかった。
他はフランスや南アフリカのワインがメインだった。
スターターにはスモークされた鴨肉とセロリのサラダ添え、そしてグリーンサラダ。
牛フィレ肉のデミグラスソース。
ひと眠りして早朝のエチオピア、アディスアベバのボレ空港に着いた。
ブリュッセルで、日中にあった管制塔員のストライキの影響を受けて40分程出発が遅れたけれど、離陸してから約9時間のフライトはとっても快適だった。
2時間ちょっとのトランジットをラウンジで過ごしてから、いよいよナミビアへのフライト!アメニティーポーチは黄色に変わっていた。
別記で書こうと思うけどアディスアベバの空港ラウンジではあまり美味しそうなものを見かけなかったので、朝ごはんは機内で食べる事にした。
窓の外を覗けば眼下にはワァ~~~~アフリカの大地。
ケニアやタンザニア上空では動物が見えたりして?なんて思っていたけど、さすがにこんな上空からでは何にも見えなかった。当たり前か・・・・
スターターにお野菜。
そしてメインにはせっかくエチオピア航空に乗ったのだからと、CAさんお勧めのインジェラを食してみる事にした。
wikiさんによると、イネ科のテフという穀物の粉を水で溶いて3日かけて発酵させたものを薄いクレープ状に片面だけ焼き上げたものとの事。世界一周旅行などしている人達のブログを覗くと雑巾みたいな色で味は激マズだと表現する人が多々のエチオピアの主食となるもの。
アディスアベバ空港のラウンジにも置いてあったのだけど、食べなかったし、CAさんにもお勧めされたし、やっぱりここは食べておかないと!!!
まず色がね~食欲はそそらないよね・・・・そしてなんだかモツなどの内臓みたいにポコポコと穴があいている。これもwikiさんによるとこの穴の数の多さがインジェラの出来を評価する要素になっていて、濃い色よりも薄色に焼き上げた方が上等なんだそうだ。
出されたインジェラが上等なのか良く分からないけど、焼いて冷ましたインジェラに豆をペースト状にしたものやお肉のシチューなどを付けて食べるのだそうだ。
なので、私は豆のペーストしたもの。Benoitはスパイシーなビーフシチューを頼んでいた。
味と言えば、聞くほど激マズではなかったと言うのが率直な感想。好んで食べたいとは思わいにしても、散々に言われるほどでもないと思う。発酵食品なので酸味が感じられて、触った感じはシットリなんだけど、口にいれるとドライなので、きっと味の濃いシチュー等との組み合わせが良いのかも。Benoitは完食していたもの・・・・
私はインジェラ自体は半分ほど残してしまったけれど、豆のペーストや一緒に添えてあったお野菜は美味しかった~。
デザートとコーヒー。ドリンクのメニューにはコーヒーとしか書かれてなかったので、エチオピアンコーヒーはありますか?と尋ねたら、勿論と言ってだされたコーヒーはミルクが一杯入っていた。エチオピアのコーヒーは美味しいと良く聞くので本場のコーヒーを飲んで見たかったけれど、やはり機内では違うのかな?それでも美味しく頂きました。
初めてのインジェラを食べて、ゆっくりしていると外はナミビアの赤い大地。アディスアベバから6時間のフライトでナミビアの首都ウインドフックに着いた。
LEAVE A REPLY