サンティアゴ・デ・コンポステーラへのブルゴーニュの出発点ヴェズレー
雨が降ったり止んだりだったこの日、丁度ヴェズレー村に着いた頃には雨が止んだ。
どんよりとした天気と相成って、灰色の石造の家が中世の時代と変わらない雰囲気を醸し出している
味のある本屋さん
丘の上の聖堂にマクダラのマリアに遺骨が祀られているとされたことから、人々が押し寄せて
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の出発点のひとつになったのだけど、
その後、本物の聖遺骨は南フランスにあると言う説が有力になって、それまでの勢いはなくなってしまった・・・
皆ふと、足を止めてしまう・・・モノトーンやセピア色の写真が一面に飾ってある店
中世の頃はこんな格好でコンポステーラをめざしたのかな???
ゆっくりと聖なる丘を登ってきて、やっとこの辺でサント・マドレーヌ大聖堂が見えてきた
ガランゴロンと鐘の音が村中に響く
人々が続々とミサへと向かって行く
聖遺骨はここにはないとなって、この村はスッカリ陰りを潜めていたけれど、
19世紀になって歴史的価値が認められて、今はこの村の丘と共に世界遺産として保存されている
真ん中のドアは閉められて立ち入り出来ない様になっている
ブルゴーニュ、ロマネスクの傑作と言われるサント・マドレーヌ大聖堂の中では日曜のミサが始まったていて、
尼僧が達が讃美歌を歌っていた。
ミサの邪魔をしないように静かに退席し、今さっき登ってきた丘を下る
せっかくブルゴーニュにいるのだから、ブルゴーニュのワインを買ってかえろうと一軒のお店へ
白ワインの里、シャブリはブドウ畑の中をドライブしただけだったので
ここで、シャブリとヴェズレーの白ワインに赤ワインを購入
車に再び乗りこみ、リヨンの街を目指したのだった・・・・
車に乗った所でまた土砂降りの雨が降り出した!
つくづく私達はラッキーだ!雨が降っていても、車を止めて村歩きをすると雨が止むのだから・・・・
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