彷徨い歩く迷宮都市ヴェネツィア

水の都と称される北イタリアのヴェネツィア

本だったか何かの記事だか忘れてしまったけど、

この水と運河の街は長い時間をかけてゆっくりと沈んでいると・・・・

毎年深刻な洪水に見舞われていて、

今世紀の終わりにはヴェネツィアに人が住めなくなるかもしれないとも・・・・・

地球の温暖化現象の影響で氷が溶け、
海水が上昇することによって地図上からなくなっちゃうかもしれない、
そんな何だか、モルディブみたいな事が書かれていた。

そんな事が頭の片隅にずーっとあったのだ。

ヴェネツィアを訪ねた時はちょうどアクアタルタが起こる時期。

朝はサンマルコ広場周辺は水が溜まっていたけど、
日中は運河の水位をみるとそれ程でもなく、逆に平均より水位が下がっていたように思う。

それにしてもこの街は彷徨い歩くというのが本当に似合っている。

マラケシュのメディナのじゃないけど、クモの巣みたいに広がるいくつもの小さな路地

橋を渡って、右に曲がって、そこは行き止まり、ならそこの店で一杯飲んで、それから・・・・
あれ~どこに行けばよいんだっけ・・・・なんてな具合だ!

何かを探している時には全く見つけられなかったりする。
現に行きたいレストランがなかなか見つけられなったのだから・・・・

それでも迷うのが楽しい。
迷った先にも素敵な光景が沢山あって、寄り道している間に又違うところに行ってしまって・・・
もうどっぶりラビリンスの中。

楽しいだけじゃなくて、とてもエキゾチックでロマンチックな街だと思う。

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