ランカウイ島のザダタイでダスキーリーフモンキーに会えた♪
ランカウイに到着後、ダタイでチェックインを済ませ、スタッフに「ダスキーリーフモンキーに会えるかしら?願わくばベイビーが見たいのだけど~」と聞いたら運が良ければね!とウインク付きの返事だったので、あまり期待しないように自分に言い聞かせた。見れたらラッキーぐらいに・・・・・・・
いつも通り室内の写真を撮って、ヴィラの外観でも撮ろうと外にでたら、お向かいのヴィラの窓際に猿らしきものが見えた。尻尾が長いから他の動物ではなくて、猿に違いない!でもどこでも見れるマカックかもしれないし、でもマカックにしては毛も暗めだし、と・・・そーっと近づいてみる。(マカックは日本猿に似たような東南アジアではどこでも見られる猿で日本名カニクイサル)
彼?彼女?は真剣に室内物色中。
ちょっと顔の角度を変えた!そうだ、そうだ、ちょっと突き出たおちょぼ口、会いたかったダスキーちゃんに違いない!でもこっち向いて!!!!!相変わらず部屋の中を覗き込んでいて、私には気が付かない。きっと7mぐらい近くにいたとおもうのだけど・・・・・もう人間だったら警察呼ばれちゃうよ~~~~~~ストーップ!
も~~~そっちじゃないよ!こっち向いて!念力~~~~
やった~~~~~~~~~~~~こっち向いた♡
私を見ても驚きもせずに、しら~っとした顔している。あ~~~でも、まさかこんな早くに会えるなんて!すごいぞダタイ。
その後、窓をのぞき込むのを止めて、屋根の上に。日が当たるとこげ茶の毛並みで、髪の毛が後ろだけあって白いのね、それにちょっぴりモヒカンチック。そして割と手足が長い。
さすが、お猿さん、木登りが早い早い。
ダスキーリーフモンキーは群れで行動するので、この時は他に3匹ぐらい一緒にいた。その後木から木へと移り見えなくなってしまった・・・・・
ランカウイ島に着いて2時間後には当初の目的であるダスキーリーフモンキーを見る事が達成できたのでした。
その後、ヴィラのプールサイドで木々を見上げたりしてみたけれど、滞在中ヴィラの近くで彼らを見たのはこの時だけだった。
昨年にマレーシアのデサルコーストのOne&Onlyのバーで写真を見て以来、ずーっとこの目で見たいと思っていたので、感動。
翌日には夕方のネイチャーウォークに参加した。ダスキーリーフモンキーだけじゃなく、都会に住んでいたら見ることのない動物にであえるチャンス。待ち合わせ場所がビーチクラブだったのだけど、他の参加者を待っている時に見つけてしまった!
ビーチクラブ近くにネイチャーセンターがあって、昼間にそこを訪ねた時に、ダスキーだったらほぼ毎夕方ビーチクラブに現れるわよと聞いていたものの、広いビーチクラブの何処かもわからないでいたのだけど、
なのに、丁度待ち合わせ場所の正面、プールをはさんだ東屋の上の木が不自然に揺れていて、よーく目を凝らしてみたら、彼らだった。
7匹ぐらい確認出来たのだけど、私が立っている所からだとちょっと遠い。近くまで寄りたいけど、ウォーキングがいつ出発するか分からないので動けないでいて、とってももどかしかった。写真を撮っても頭隠して尻隠さずみたいな写真ばかりだし・・・・・
夕方のネイチャーウォーキングで見れたのはSunda colugo。ムササビに似た動物で飛ぶのだけど、ムササビとは分類すると違うらしく日本語名はマレーヒヨケザル。
これは前日の食事中に私達のテーブルの隣の木に突然何かが飛んで来てペタッと木に貼りついたので、びっくりしていたらスタッフが教えてくれたので知っていたけれど、結構大きいのね。ムササビも見た事なかったので新鮮!羽と言うか翼を広げると五角形に見えるし、音もなくサーーっと飛ぶのです。
レッサーパンダみたいなSunda Slow Lorisもウォーキングの最後の最後にみれた。
この時のウォーキングでは探せど探せどなかなか動物が見当たらなくて、時間ギリギリになっていくつか見れた感じだっので、案内してくれたスタッフも自然相手だから大変だと言っていた。
そして、翌朝は早朝ウォーキング。昨晩は敷地内の森の中を歩いたのだけど、この日はレセプションで待ち合わせして、外に出た。
ダスキーリーフモンキーの赤ちゃんがみたいんです!って言っていた矢先に、あ~~~~~~~赤ちゃんと言う他の参加者。え~~~どこどこ?みたい!みたい!ほらほら、草陰にオレンジ色が見えるでしょ~~~、え~~~~見えない~~~どこ?
で、あ~~~~~~~~~いた~~~~~~~~~
The Dataiのマーク近くに1匹で赤ちゃん抱っこしてた。好物の葉っぱをムシャムシャと朝ご飯。
念願のダスキーリーフモンキーの赤ちゃん見れた!でも悲しいかな写真は全部ブレブレ。
ダスキーリーフモンキーの赤ちゃんは生まれた時はオレンジ色の毛で成長していくに従って、暗い毛になっていくのだそう。だからこのオレンジ色のベイビーの間はとっても貴重な期間。
私の写真は全滅だったけれど、検索してみてもらうと可愛い赤ちゃんの写真が出てくる。
オレンジ色した苔玉みたいに顔がまんまるで、ぬいぐるみみたいで本当に可愛いのです。
朝のネイチャーウォーク。参加してよかった!でも、こんな場所で見れたなら参加しなくても見れてたかもしれないのね。その後はホーンビルの羽が落ちていたり、はるか上空をつがいで飛ぶグレイトホーンビルを見たぐらい。
オリンエントホーンビルは今住んでいるシンガポールでもセントーサ島なんかにいくと割と良く見られるので珍しくもないのだけど、違うロケーションで見るともっとカッコよく見えるから不思議。
他にも毎朝、朝食会場近くにいた黒いリスが何気に可愛かった。
鳥の名前はしらないけれど、青空に赤いくちばしが印象的だった青い鳥。
ダタイでの滞在最後の朝も二人でベイビーモンキーを見かけた場所に来てみたけれど、やはり居なくてうなだれていると、バギー担当のお兄さんがバギーで敷地内まわってみる?と素敵な提案をしてくれた。
仕事中に申し訳ないからいいよと断ったのだけど、今暇だから大丈夫!と言われてバギーで敷地内をあちこち。
聞くと、大体毎朝、外の森からダタイの敷地内にやってくるグループがいるのだそうだ。この日はまだ見てないらしく、他のスタッフにもモンキー見た?と聞いてくれたり、とっても親身になって探してくれる人だった。
そして最後に会えたダスキーリーフモンキーが↑
メガネ猿としても知られるこの尾長猿(ラングール)はマレーシア半島、ミャンマー、タイに生息していて、シンガポールでも時折見られるそうで、見てみたいな~と思うけれど、きっと個体数が断然少ないから難しいだろうなぁ~~~
熱帯林で葉や果物を食べるので生活のほとんどが木の上でマカックみたいに、地上にはめったに降りてこないのだそう。生息地の喪失、密猟、人為的な土地利用によって個体数は減少していて準絶滅危惧種にリスト入りしている動物なのです。
ブラック ジャイアントリスも見れた。本当に普通のリスより大きくて迫力ある。
上を見ながら歩いていたら、何処からか飛んできたのはトカゲ?目がギョロっとしていて、名前を聞いたのだけど、すぐに忘れてしまった。他にも、猛禽類の巣を発見した。どうやらひな鳥がいるようで、餌をあげていたのが見えた。なので、彼のおかげでダスキーリーフモンキーだけではなく、色々発見できたのでした。
チェックアウトの時に呼んだバギーでも迎えに来てくれて、お世話になったのでチップを渡そうとしたら、動物が好きなのでいいんですと受けとらずに、私達が喜んでくれれば僕も嬉しいですと言ってくれた。
なので、私達もあなたに案内してもらえて、最後にダスキーリーフモンキーがみれてとても嬉しかったですと伝えた。
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