イノシシを食らうレオパードに目が釘付け@オコンジマ自然保護区
ロッジで3時のおやつを頂いたら、午後4時からナミビアでの初のゲームドライブ開始!先にも書いたけれど、最初のゲームドライブでレオパードのお食事シーンなんて期待してなかったので驚きでした!
これまでのお話はコチラ↓
・プレーンキャンプのロッジではリスがお出迎え!@オコンジマ自然保護区、
・セーブル アンテロープを見ながらランチ@オコンジマプレーンキャンプ
オコンジマ自然保護区は22,000ヘクタールとエトーシャ公園よりも大きい。この中でどうやってレオパードのトラッキングをするかと言うと、レオパードの首に発信機が付いているので、車からアンテナをかざしながらお目当てのレオパードを追跡するのだそう。それでも見つかる確率は50%だと言っていた。
首の発信機は保護区の外に出て近隣の農家へ行ってしまわない様に管理することも含まれている(万が一農家の敷地に迷い込んだら、農家の人達は自分達の家畜が殺されないように、レオパードを殺されてしまうのだそう。)
開始早々すぐにレオパードの姿を見られる訳もなく、最初はアンテロープ等の草食動物ばかり目にする。どこにでもいるブンバ。この後無残な姿を目の当たりにするとは・・・・・
ナミビアンチキンとかガヴァメントチキンとか色んなニックネームのある鳥
綺麗なコバルトブルーの鳥はBurchell’s starling Riesenglanzstarとか言う長い名前
そろそろ姿を現してもよさそうなのに、アンテナが感知するものの、右にいったり、左にいったりでなかなか上手く見つけられず、ガタガタのオフロードを行き来するうちに、やっとアンテナの発信音が定まって大きくなると、いた~~~~~~~!
息を切らしながら苦しそうな顔をしているし、顔や足には血が付いてる。
木の下には息絶えたイノシシが・・・・私達が追跡している時は丁度狩りをしている時だったから、あっち行ったりこっち行ったりでアンテナの電波がなかなか定まらなかったらしい・・・納得。
車からの距離は10mない位といった感じで肉眼ではっきりと見えるし、他に何も誰もいない静寂の中、あばら骨を砕いてムシャムシャ食べる音がハッキリと聞こえるのです。それはそれは鳥肌もの!
息が整ったようで、トボトボとエサの元へ行き、貪る様に食べ始めたレオパード。
食べては周りを警戒しての繰り返し、振り返る姿が怖い!!!
ポジションを変え、顔が良く見える位置に移動してくれた!
ポジションを変えても警戒は怠らない!
冬のジビエの季節は私達もイノシシをだべるけど、きっと美味しいのだろうな~。
鋭い眼光に、爪。以前にインドのランタンボール国立公園でのゲームドライブで聞いたけれど、狩りは毎日しないのだそう。狩りをした動物の大きさにもよるけれど、大体3日に1度位でお腹がすいたら狩りをするのだそう。
レオパードに対してこのイノシシは少し大きめサイズらしく、陽が暮れる前に食べられるだけ食べて、軽くしてから木の上にあげるのだそう。ハイエナとかジャッカルに取られないように。
鋭い牙で噛まれたらひとたまりもなさそう・・・・
カメラ越しに目があった気がする・・・・怖かった・・・・
他のレオパードを見つける事が出来なかった車が後から連絡を取ってこちらにやって来た。レアなお食事シーンだものレオパードが警戒しなければ全然OK
30分ぐらい見てただろうか・・・十分に見せてもらったので私達の車は安全な場所に移動してアペリティフタイムへと向かう事に。
寝床に帰るのだろうシマウマやアンテロープたち
夕陽を浴びるキリンさん
産毛がふわふわな鳥はホークとかイーグルとかファルコン?そっち系の鳥みたいだ。
車で一緒になった人達は皆ナミビアの旅の終盤でウインドフックに戻る前にこのオコンジマ自然保護区に寄ったと言っていた。私達は皆とは反対周りで旅する事になり、これから先に行く雄大なナミブ砂漠の写真などを見せてもらった。
オレンジ色に染まる空
山の陰から月が昇る頃、ロッジへとゆっくり戻る。道中は遠赤外線の様な赤いランプを照らしながら走るドライバー。陽が落ちたサバンナはやはり寒い!ガタガタ道を走っていると何か大きいものが私の傍をワッサワッサと飛んで木に止まった。
思わず、大きな鳥が~~~~と叫ぶと、バックして戻ってくれたドライバー。止まった木を照らせばフクロウだった。フクロウも初めて見たよ!
初回から大興奮、大満足のオコンジマの自然保護区でのゲームドライブとなった。
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