満月に照らされた遺跡!アテネの古代劇場でオペラ鑑賞♪
”夏の間は雨が降らないギリシャ”と言うのが2018の夏は当てはまらなかったアテネだけど、
基本雨が降らない7月8月はサマーフェスティバルと”題して毎年色んなアクティビティがあって、
そのうちの一つ古代劇場で演劇、コンサート、オペラ、ギリシア古典劇などが上演されるのです。
以前アテネに住んでいる時に一度コンサートへ出かけた事があったのだけど、
アクロポリスの麓、遺跡の中で音楽鑑賞@イロド・アティコス音楽堂
今回初めてココでオペラ鑑賞してきたのです。
夕陽がパルテノン神殿をオレンジ色に染める頃、ゆっくりと会場入り
大富豪イロド アティコスがアテネ市に寄贈し161年に建築された音楽堂は6000位観客席がるのだそう。
席は予め指定していたので、だいだいの位置は分かっていたけど、
かなり分かりづらいからか、スタッフもあちこちに配置されていた。
この日はビゼーのフレンチオペラ「カルメン」
カルメンを観劇するのは初めてだけど、あらすじは知っているし、この日は丁度満月に当たる日だったので、
満月に照らされた古代劇場でオペラなんて粋じゃない!とワクワクしながらチケットの予約をネットでポチッと。
暗くなる20:30頃ドンホセの「カルメ~~~~ン」と言う雄たけびで劇は始まった・・・・
(あるローカルの人達は自前の背もたれ付きの携帯用クッションを持ってきていた)
一応クッションはあるものの、大理石の硬い椅子は背もたれもない(あるのはVIP席のみそれも直角)、
足を組むのも前の人の頭がすぐ近くなので難しい。あ~結構辛いかも・・・・と
途中のブレイクまでは感じていたのだけど、
後半からグッと物語の中に引き込まれ腰が辛いのも忘れるほどだった。
そして、エンディングへと入る前のショートブレイクの時に満月が顔を出した。
満月に照らせれた古代劇場、ドンホセが嫉妬に狂ってカルメンを殺してしまう!ドラマチックな展開に身震いするほど感動!
フレンチオペラなので、サブタイトルはギリシャ語と英語の両方出ていたので問題なし。
主人公のカルメン
ブラヴォーの嵐でした・・・・・
1800年以上前の遺跡でこうやって昔の人達と同じように観劇して感激できるなんて貴重な体験!
うん最高です!
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