ウィスキーと生牡蠣のペアリングをカペラハノイのザ ハドソンルームで

カペラハノイの華やかな1階からエレベーターに乗って最上階のザハドソンルームへ、今宵のディナーはここで食べようと明るいうちにどんな雰囲気なのかとやって来た。ニューヨークのマンハッタンをイメージしたレストラン&オイスターバー。

気分だけはセントラルパークを望むアッパーイーストサイドにあるレストラン。ちょうどプライヴェートパーティーがあった様で、半分はクローズされていたけれど、シックで大人な場所。

さてさて、ここで楽しみにしていたのは、ウィスキーとオイスターのペアリングを楽しむこと。

生カキと言えば、レモンをギュッと絞って黒コショウを引いて食べる。お供はシャンペーン若しくは辛口の白ワインと思っていた。

Benoitも私も初体験のウィスキー&生カキ。聞けばスコットランドのどこぞの港町の漁師の間ではグラス代わりに牡蠣の殻でウィスキーを飲むのが普通で、それをバーのマネージャーであるウィリアム氏が生カキとのペアリングと言うアイデアをバーに持ってきたらしい。

この方がまた面白く素敵な方で話を聞くのもとっても楽しかった。

産地の違うカキが並んでいるので、その中から好きなのと、ウィスキーもこの3種の中から自分で選ぶのです。

まずは、牡蠣のうま味が詰まった汁を飲む、それから選んだウィスキーを一口含む、そして牡蠣を食べて、牡蠣の殻にウィスキーを垂らして飲む。

これが、最初に口に含んだ時のウィスキーと牡蠣の殻で飲むウィスキーとでは味が全く変わって、もっとまろやかになる。そして、牡蠣の種類でも全く違うので、自分好みのペアリングを見つけるのも面白かった。最後に忙しい中、選んだ牡蠣とウィスキーの名前を記して一人ひとり渡してくれるのも嬉しい。

生カキとウィスキーで楽しいアペリティフ体験した後はお食事。私的に、ニューヨークと言えばクラムチャウダーなので、クラムチャウダーを。こちらのはポテトと貝がゴロゴロ入ったものではなくて、お上品なクラムチャウダー。

Benoitはアボカトと牛肉のタルタル。

パンもとても美味しく、海藻のバターと相性ビッタリだった。

私のメインはロブスターロール。フワフワなブリオッシュにロブスターの身がこれでもか~!と詰まった品。ナイフでカットしてお上品に食べようとしても到底無理なので、初めてのデートではオーダーしてはいけない品だ。

Benoitは忘れてしまったけれど、スープのパイ包み。見るからにアツアツで美味しそう。

私はロブスターロールでお腹いっぱいだったので、パスしたけれど、Benoitのデザート確かベリー系のクランブル。

今現在住んでいるシンガポールではスーパーでも売ってるし、生カキ専門のレストランも幾つもあるけれど、暑い国で生カキってどうなの?とあまり食指が動かないでいる。だからシーズンの時にヨーロッパに一時帰国する時があったら、その時に食べようといつもお預けでいたけれど、フランスなどからちゃんと温度管理されて空輸されているから、新鮮で美味しい牡蠣が食べられるのね~~~。

コンドシンガポールでも食べてみようと言う気になったし、生カキとウィスキーのペアリングの面白い体験をさせてもらった。

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