カペラハノイのジュニアスイートに滞在
カペラハノイは全47室。全ての部屋には実在したオペラ座の俳優、セットデザイナー、アーティストの名前が付けられていて、ベンスリー氏がオペラのオリジナルの記念品や舞台装置のデザインを 1,000点以上収集し展示しているので、さながらミニ博物館の様になっていて、ポートレートアートはイギリスの画家ケイト スペンサーによるものだそうだ。
知らないと一瞬ビックリするエレベーターを降りると各階に名前が付いているので、正面にそのイメージ通りのデコレーションが施されている。私達のお部屋は3階のアクターズ。
廊下の天井も抜かりなくデコレーション。
お部屋の合間合間にアンティークコレクションなどが展示されているのです。
なので、廊下を歩くだけでもちょっとした楽しみがある。
最上階に行く時に、降りる人に釣られて間違って降りてしまった7階はミュージック。
アンティークな楽器がクローズアップされていた。
ちなみに、お部屋のカードキーでは部屋のある階以外には降りられないようになっている。(レストランなどの場所は除く)
私達のお部屋は306号室、フレデリックの部屋。
いきなり彼の肖像画が現れ、廊下にはバー。最近のお洒落ホテルには必ずと言っていいほどバーコーナーが設置されている。
4つあるジュニアスイートは59㎡と、数字だけ見ればシティにあるブティクホテルの部屋としては狭くはないのかもしれないけれど、実際はそれよりも狭く感じた。
奥にリビングスペース。
普通の考えだと絵画の上に額縁を貼るってしないよね・・・・・
ベッドルームへと続く廊下には荷物置き場があって、ピンクの大理石が貼られていた。このピンクに緑のラインが入った大理石はカペラハノイのエントランスにも使われていた石。ピンクの大理石って結構インパクトが強いのだけど、以前にヴェネチアのホテルダニエリのバスルームがほぼ一面このピンクの大理石だったのを覚えている。
荷物置き場の正面がおトイレ、オリジナルデザインであろう、モノトーンのヤシの木の壁紙。ここの、おトイレ、ドアの両サイドに鏡が貼られているので、自分が用を足している姿が映るのが難点・・・・・(苦笑
おトイレの反対側がバスルーム。バスルームの扉の両サイドにクローゼットがある。
こちらの洗面部分の床にもピンクの大理石、シャワーなどのウエットエリアはモノトーンの石。シャワーカーテンがおトイレの壁紙と同じ白黒のヤシの木。金具は金ぴか。一見Too muchな感じがしないでもないけれど、不思議と上手にまとまっている。
それに大理石をはじめ、上質な物を使っているのがよくわかる。
アメニティーは一瞬BYREDOかと思ったら、DEBASERと言うブランドで、初めて聞く名前。
とてもフカフカしていたバスローブ。
そして、ベッドルーム。幾何学模様のカーペットが敷かれ、壁にはやっぱりアンティークの展示。
シックなカゴバックが置かれていて、滞在中に街歩きする際にお使いくださいとのこと。で気にいったら買ってね~と
このバックは地元の方の手作りバックで、週末の朝食時には一角で実演販売されていた。
フレンチバルコニーから見えるのはお隣のイタリアンレストラン。バイクが飛び交う喧騒な街だけど、この一角は割と静かだった。
お休み前のターンダウン時にはアイマスクと紅茶のセットが用意されていた。
ホテル全体的に言えるのだけど、鏡があちこちにあるので、意図しなくても自分の姿が映ってしまうのよね。
そうそう、フルーツはミルクフルーツと言う初めて見る果物。むくのが面倒で食べなかったのだけど、調べるとトロピカルな柿みたいな味だそうだ。
そして後から届けられたケーキはオペラ。このオペラが美味しかったです!。ちょっと大きめなので、2日に分けて味わいました。
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