アマンキラ ハイキング トレイルで死体花の果実を見た

アマン専用のボートに乗ってクルーズ&シュノーケリング、東バリの村やお寺巡りにトレッキングコースと沢山のアクティビティが用意されているアマンキラ。私達も幾つかチョイスしてみたのだけど、まず始めは無料アクティビティでもあるアマンキラ ハイキングトレイル。

アクティビティの相談をしている時に、結構ハードだよと言われたものの、無料なんだしそんなにハードじゃないでしょう!と高をくくっていたけど間違いだった。

まずはアマンキラのメインロビーで担当してくれるスタッフと待ち合わせしたところで杖を渡された。いつもならビューンと車で一気に登る坂道もかなり勾配で、杖があって良かったなぁ~初っ端から思う。

この急な坂道をスタッフは毎日の上り下りしているんだと言われると、本当毎日ご苦労様ですと頭が下がる思いだ。ウォーミングアップと言われた坂道を登りつめると、外から来る時のチェックポイントで、さぁ~~~ここから本番ですと指した場所は道も何もないただの崖だった。石垣をよじ登って、杖をてこの原理の様にして使い、ココに足を置いてと言われた指示通りに上っていく。勿論先頭を歩いてくれるのだけど、道なんかない様な草の中をかき分けて進んでいく。

カメラなんて撮っている場合では全くなくて、集中して足元をしっかりとみないと本当に危ない。やっと道が開けて少し平坦になると、こんな所に寺院が・・・・

案内してくれたスタッフもコロナ禍で久しぶりにこのトレッキッグルートを歩けて嬉しいと言っていた。この辺りは道が出来ていたけど、それでも背丈以上のバナナの木が生い茂るジャングルの中。

そして又寺院、先ほどのより立派だ。

こういうのも全て個人で建てると言うのだから、バリの人達の熱い信仰心が伺える。

どんどん進んで、少し広い空き地の様な所に出た。ココからは美しい海が見えた。

上りよりも緩やかだったし、足元も歩きやすかった下り道。

道中では見た事もない植物と出くわした。何だか竹に粒が幾つもくっついた様な変な植物。これタイタンアルムと言う植物で和名はスマトラオオコンニャク、別名が死体の花と呼ばれる花の果実だった。

西スマトラ原産で、この花のライフサイクルを調べると花が咲くのは4.5年に一度で3.5mぐらいの高さになり、開花期間はたったの2.3日ほど、花がが咲くと肉が腐った様な強烈な匂いを発するのだそうだ。そして3ヶ月から半年後に実がなり、実には1,2粒のタネが入っているそうだ。種から成熟した木になるのに3~10年かかるらしいので、本当に気が長い木なのだ。

幸か不幸か花はスッカリ枯れた後だったので強烈な匂いを嗅ぐことはなかった。このトレッキングコースで2つほど見かけたのだけど、花が咲くのがレアなら見てみたかったなぁ~。

アマンキラの屋根が見えて来た~~~

フルーツなのかな?木の実が落ちていた。

手のひらに余るほどの大きさで、見上げれば上にはまだ幾つか実がなっていた。

これはブレッドフルーツだと教えてくれた。私は知らなかったのだけど、コチラでは珍しくもなく食べられるのだそう。

最後に丘の上から見たアマンキラのプールサイドのバレが美し過ぎた・・・・・・

1時間程のアマンキラヒルのトレッキングは普段平坦な道を歩くぐらいしかしない私達には前半がかなりハードで丘と言うより、山だった。写真を見返してもこれと言ったものは無いけれど、見た事もないような物も見れて汗一杯かいて楽しかった。

何より朝ご飯をしっかり食べておいて良かった~~~~

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